EUDITION |

今再確認したいエシカルコスメの意義とは?「日本を再発見するブランド」としてkiitos vol.15に掲載されたEUDITIONのエシカルへのこだわり

「エシカルコスメ」「エシカルファッション」「エシカルブランド」・・・

なんだか最近聞く言葉だけれど、いったいどういう定義なの?

どうして注目されているの?

今更人には聞き辛い「エシカル」の中でも、ここでは「エシカルコスメ」について解説していきます。かくいう私たちのブランド「EUDITION」もkiitos vol.15にてエシカルブランドとして紹介いただきました。

ちょっと難しいけど、とても夢があり本物が詰まっている。そんなエシカルの世界の魅力に少しでも触れていただければ幸いです。

THE BODY SHOPも。エシカルコスメの定義とは?

エシカルとはずばり「倫理的である」ということです。

ものづくりにおいてエシカルであるというのは、ただ単にオーガニックか否かだけではなく、フェアトレードを行い生産者から搾取していない、違法な児童労働をさせていない、環境に優しい生産をしていることなどが求められます。

化粧品業界においては、THE BODY SHOPが動物実験をしないことを掲げた最初の化粧品ブランドとして知られていますよね。エシカルコスメという言葉が世の中に定着する前から、倫理的に正しいことを追求してきたTHE BODY SHOPはエシカルコスメの先駆者的存在なのです。

なぜ、いま再びエシカルコスメに注目が集まるのか

いま改めてエシカルコスメに注目が集まる背景には、2015年に国連サミットでSDGs(Sustainable Development Goals)の17のゴールが設定され、人間の経済活動による環境や社会の枠組みへの影響について世界中の関心が集まったことが大きく影響しています。

特に、化粧品業界は海洋汚染の原因として懸念されるプラスチックを大量に使う商品が数多く存在します。

シャンプーに含まれるシリコンはマイクロプラスチックの一種ですし、パッケージには軽くて丈夫なプラスチック製の容器が大量に使われます。実際に、2019年3月に行われた世界最大の化粧品展示会における化粧品容器メーカーのほとんどがプラスチックに特化した容器を販売して大変賑わっていました。

エシカルコスメに注目が集まるというのは、社会の枠組みや環境への取り組みについて、消費者や社会がこれまでの化粧品業界のあり方へ強烈なクエスチョンを投げかけている裏返しと言えるのではないでしょうか。

そんな中で立ち上がったブランド「EUDITION

そんな中ではじめた私たちのブランド「EUDITION」(ユーディション)。

EUDITIONは、持続可能な地域産業の創出と、植物多様性の保全を目的としたブランドです。2019年10月に第一弾商品として鹿児島県肝付町岸良に古くから自生する地域固有の香酸柑橘・辺塚だいだい(読み:へツカダイダイ)を活用したEUDITION OILを発売しました。

EUDITION OIL (ユーディションオイル)97%植物由来成分 フェイスオイルです。

EUDITION OILには、鹿児島県肝付町岸良で永谷博美氏が無農薬・無化学肥料で栽培する辺塚だいだいを使用。辺塚だいだいは肝付町に古くから自生する地域固有の香酸柑橘で、地元では天然の調味料として使用され、現在ではジュースやジャムなどの加工品生産も行われていますが、生産量が少なく県内でもほとんど流通していませんでした。

鹿児島県肝付町岸良周辺地域固有の香酸柑橘、辺塚(へつか)だいだい

生産者が幸せになれる、エシカルな方法を探る

地域の個性として、辺塚だいだいを後世に残すには、ある程度の経済効果を生み出せる産業利用可能な形を探す必要がありました。

そして、地元農家や環境に大きな負担のかからない方法であることが、絶対条件でした。産業利用するために大量の辺塚だいだいが必要となって農家の負担が大きくなれば、辺塚だいだいそのものの生産が持続できなくなる可能性があるからです。小さな生産量でも、酵母の力で培養し発酵エキスにすることで、化粧品原料として十分な生産量を確保できる方法があることを、植物療法氏である森田敦子氏がアドバイスしてくださいました。発酵エキスの原料となるのは、地元NPOが果汁を使ってジャムやジュースを作る時に廃棄する果皮と、樹の健やかな成長を促すための剪定作業で切り落とされる葉と枝から成分を抽出することで、少ない生産量という課題をクリアしたのです。

無農薬・無化学肥料でエシカルに

もちろん、化粧品としての品質にもこだわっています。

地域固有の植物である辺塚だいだいは、長い年月をかけ岸良周辺の土地の特徴に合わせて根付いてきました。だから農薬や化学肥料の助けがなくても、岸良の自然の土と水と太陽の光で十分にすくすくと育ちます。農薬や化学肥料の使用は、綺麗な見た目や味をよくしたり身を大きくしたりするために便利ですが、土はどんどん弱ります。

それだけでなく、雨は土に染み込み、農薬や化学肥料の成分は海に流れ出し、沿岸部の生態系にも影響を及ぼすと言われています。

そしてその海水が、蒸発し雨となって再び我々に降り注ぎ、負の循環はどんどん加速します。岸良周辺には、縄文時代からの植生を残す貴重な照葉樹林の原生林があります。この原生林が、岸良の美味しい空気と山水、そして澄んだ川と海、豊かな土壌を育む母となっています。

実は、辺塚だいだい農家の中には農薬をかける方もいますが、EUDITIONは健やかな土地を後世に残すことに信念を持つ永谷農園さんから無農薬・無化学肥料で栽培された辺塚だいだいを提供してもらうことにこだわっています。

永谷農園の永谷博美さんが無農薬・無化学肥料にこだわって育てています。

kiitos vol.15「2020年の私を導くKEYWORD」の特集に掲載いただきました!

そんなEUDITION OILは、「2020年私を導くKEYWOR」の2つめのキーワード、「REDISCOVERY JAPAN」のページに、生産者も、買う人も幸せにする「日本」のブランドとして掲載いただいています。EUDITION OIL以外にも、地方創生に寄与する地域資源を活用した素敵なブランドがたくさん紹介されています。ご興味ある方はぜひご覧になってください。

kiitos Vol.15 2019年12月17日発売

EUDITION はこれからも、生産者も地域社会も地域の自然環境も幸せを考え続けるブランドでありたいと思います。

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